2005年出展作品

抱き招き猫 -大賞受賞作品-

作品番号
85
作品概要
幅40×奥行20×高さ40cm
素材:紙

宮地乃梨子 / Noriko Miyachi

造形作家

プロフィール

できれば猫のみにとらわれず、まずは猫科の大型の物(ピューマと黒ひょうは3年ほど前に作った)からいろいろな動物も作ってみたいと思っている。
もちろん猫はずっと作り続けたいし、今の作品では満足出来ていないので進歩し続けたいと思っている。
瀬戸窯業高校専攻科でデザイン、陶芸等を学び、常滑、瀬戸などで陶器関係の仕事に就く
1990年頃からペーパーワークで猫などを作り始め今に至る

第6回日本招き猫大賞

第6回「日本招き猫大賞」は、2005年9月に開催した第7回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、宮地乃梨子作「抱き招き猫」に決定しました。

受賞理由

 ほぼ実物大の猫をかたどったペーパーワーク(張り子)で、甘えてじゃれつくような猫の自然な仕草を「招き猫」に見立てています。張り子の概念を変えるような造形力と質感、精密に描き込まれた表情の愛らしさなどが高く評価されました。

大賞受賞者個展

大賞作家・宮地乃梨子さんの個展「ひねもす のたり 猫びより」は「第11回 来る福招き猫まつりin瀬戸」期間中の2006年9月23日・24日の両日、愛知県瀬戸市の新世紀工芸館のギャラリーで開催しました。