2016年出展作品

七福猫神宝船 -大賞受賞作品-

昔から良く知られている七福神の宝船です。
人々に幸せを運んでくれる おめでた~い神様たちを全員猫で表現しました。
恵比寿天。大黒天。毘沙門天。弁財天。
福禄寿。寿老人。布袋尊。
この中に日本の神様が1人だけいます。
誰でしょうか?

作品番号
46
作品概要
幅50×奥行40×高さ40cm 素材:陶土 他

杉原 京 / Miyako Sugihara

陶人形作家

プロフィール

陶土を使い、陶人形を作っています。
焼成後、固く締まっても柔らかく動き出しそうな作品、あたたか味があり、見る人を、ホッと和ませる様な作品を作って行きたいと思っています。

名古屋生まれ
愛知県立旭丘高校 美術科卒
名古屋造形芸術短期大学洋画科卒
愛知県窯業高等職業訓練校修了

1998年
第10回 キャネット大賞展ユニーク部門ペットライン賞
1999年
陶芸財団展入選
2000年
横浜人形の家 手作り人形展出品
2003年
第7回 九炉土干支コンテスト 審査員特別賞
2004年
第8回 九炉土干支コンテスト オリジナル賞
2006年
陶人形個展(陶人工房 Yoshisada)
2008年
陶雛2人展(かわらばん家)
2009年
陶人形個展(かわらばん家)
2009年
陶猫個展(ギャラリー猫町)
2011年
陶人形個展(かわらばん家)
2012年
陶2人展(ギャラリー富士うさぎ)
2013年
陶人形個展(かわらばん家)
2013年
平成の招き猫傑作100出品(北鎌倉古民家ミュージアム)
2014年
陶雛3人展(かわらばん家)
2014年
陶4人展(ギャラリー路良)
2015年
陶人形個展(案内処らくちん)
2016年
陶人形個展(かわらばん家)
平成の招き猫100人展 毎年出品
瀬戸クラフト協会会員

雛人形、五月人形、干支、招き猫など 一つ一つ手作りしています。

第17回日本招き猫大賞

第17回「日本招き猫大賞」は、2016年9月に開催した第18回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、杉原京作「七福猫神宝船」に決定しました。

受賞理由

「福」の帆を揚げて大海原に乗り出す宝船。舳先には船の守り神、招き猫が鎮座している。よく見れば、乗り込んだ面々もおめでたい七福神猫たち。恵比寿天や弁財天などひとりひとりの特徴をとらえ、表情豊かに仕上げている。沢山の要素をうまくまとめ、すみずみまで神経をめぐらせて破綻なく、しかも観ていてほのぼのとする作品となっている。土味を生かしたナチュラルな彩色も美しく、大作ながら軽やかな印象を受ける。作者のなみなみならぬ力量がうかがえる。

大賞受賞者個展

「土こねこねこだらけ」
会期:2017年9月23日(土)~10月1日(日)*9/26(火)休館
開館時間:10時~18時
会場:新世紀工芸館展示棟2F