2018年出展作品

「招き童子と座敷猫」

福を招く「招き猫」居る家は栄えると言われる「座敷童子」
どちらも日本の伝統的な『福の神的存在』として共通点が
あるように感じます。また、世界共通、無邪気で自由な子供や
猫たちの姿はふとした笑いやにぎやかさ、楽しさ、そして
あたたかく穏やかな気持ちや時間を招いてくれる存在であると
考え、今回のテーマにしました。

作品番号
99
作品概要
幅26 x 奥行20 x 高さ30cm

渡邉貴子 / Takako Watanabe

陶芸家

プロフィール

陶の表情を活かしながら、主に人と動物や植物、自然との共存をテーマに陶人形作品を制作しています。陶芸、焼き物だからできる表現や、質感。土や水、自然の素材に直接手で触れ制作する過程や、最終的には決して触れられない灼熱の炎の中で初めて新たな生命が産まれてくる様に魅力を感じています。
日々の生活で使用できる「実用的な作品」も、そこにある事で気持ちが安らいだり、癒されたりする「オブジェ作品」も、同じ様により身近な存在となるよう願いながら、ギャラリーでの個展や、国内外のアートフェア出展などを中心に制作活動を続けています。

1981年 横浜出身
2003年 文化女子大学生活造形学科 工芸コース 陶芸専攻 卒
2006年 愛知県立瀬戸窯業高校 陶芸専攻科 修了
フリーで作家活動を開始
2010年 吹きガラス作家の幸勝也と共に「創作スタジオ ユクリテ」設立

099_渡邉貴子_「招き童子と座敷猫」